DVDも販売されていない。
私はDVDを海外から取り寄せて購入しましたが
某動画サイトに全編UPされていて、今なら観ることが可能です。
念のため、違法だということは言っておきますが、、
2007年、カンヌ映画祭にドキュメンタリー部門に出品され
カンヌのレッドカーペットを現役のやくざの組長が歩いたことも快挙と言えよう。
監督はフランスのジャン=ピエール.リモザン、フランス映画である。
ドキュメンタリー部門に出品された作品ではあるが、
実際はカチンコも使ってある程度のシナリオを組んで作った作品で、
ドキュフィクションという表現がされている。
ドキュフィクションという表現がされている。
途中で出てくる銭湯のオヤジさんの息子?がラッパーで
所々に彼等のRAPシーンがあり、それが日本人が撮る作品ではまず無いであろう。
そこを???と思う人も多いと思うが、私は逆に外国人監督らしさでもあり嫌いではない。
ヤクザ映画ではあるが、暴力シーン、罵声等は無くヤクザの日常が綴られて
私達が日常で忘れた大切なモノを伝えているかのような作品。
もちろん賛否両論があって当然の作品ではあるが、
現代社会の中で私達が学ぶべきことがあるのも事実だと感じる。
映画の最後にラッパーの若者が話す
「美の国は道徳の世界より広大である」と言う言葉がとても印象的であり
正にそのとおりだと。。
美というものはけして見た目の美しさだけではなく、善悪のあるものでもない。
目を背けたくなるようなモノの中にこそ「美」が存在する。
ヒロトが歌った「ドブネズミみたいに美しくなりたい」のように。。
隠れた名作
「YOUNG YAKUZA」
是非一度、ご覧下さい。